PythonでWebアプリを作りたいけど、毎月の固定費があるからちょっとハードル高いなって人多いと思います。
私もWebアプリ=サーバー必須って思っていましたが最近だとサーバーレスでもWebアプリは作れるらしく、その作り方が解説されている本がこの本です。
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ではこの本のどういう点がオススメかを紹介していきます!
目次
ありがちなブログの作成で終わらない
Webアプリの解説本によくありがちなのが、簡単なブログを作ってはい終わり!パターンですよね。
まぁ、Flaskであったり、Bootstrap、データベースと言った一通りの知識を身につけることができるので簡単なブログでも問題はないっちゃないんですが、それだとなかなか実務に応用できないですよね。
そこから独学で調べるとなると結構な労力が必要になります。
反面、この本の導入は他の本と同様にブログの作成から始まりますがその後、そのブログを使って、Googleスプレッドシートと連携して情報を吐き出したり、また最近使用者が増えているSlackとの連携についても解説されています。
GoogleのスプレッドシートやSlackと連携できるとかなり実務に寄り添った内容になっていると思います。連携自体は簡単な内容ですが、これを応用させれば実務に耐えうるアプリになる事は間違いなしです。
工程が細かく分かれているので躓きにくい構成
こういった本を読んでWebアプリの勉強をしようとする人って私みたいに独学の人が多いと思います。
本によっては細切れの解説ではなく一気に解説されることにより、エラーが出た場合どこで躓いたかわかりにくい構成になっている本もあります。
反面、この本は解説と、動作確認が頻繁にあるおかげでどこかしらでエラーが発生した場合すぐに原因を突き止めることができます。
そのおかげで、私みたいなWebアプリ初心者でも躓くことなくWebアプリを作り切ることができます。
これって結構重要で、私はよく”初心者でもわかるWebアプリ!”みたいな本を買うのですが、本の内容が間違っているのか私が間違っているのかわかりませんが、Webアプリの完成まではたどりつけないことがよくあります。
この本はそういった心配をせずにWebアプリを作り切れるところが一番のオススメポイントです。
ただし初心者にはオススメしない!
この本、オススメポイントとして、サーバーレス周りの話だけではなくWebアプリ全般の知識について解説がされています。
ただし、初心者でもわかりやすく基礎中の基礎が書かれているかと言うと書かれていないので注意が必要です。
さらっとコードと少しの解説が書かれて進んでいくので、細かくコードの意味であったり、説明はされません。
なので、コード自体を見てある程度「あ~こういうことしようとしてるのか」みたいなことがわかるレベルでないと詰まってしまうか、ただの写経になってしまう可能性があるので注意が必要です。
Webアプリを作る楽しさを体感できる
この本は何度も言っていますが、Webアプリを作りという視点で解説が進んでいくので、多躓くこともありますが完成まで楽しく進めることができました。
PythonやWeb周りの知識が多少必要にはなってしまいますが、それぞれの入門本を読み終わっている人だったら完成までたどり着けると思います。
Webアプリってたくさんの知識が必要なのでハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、1個1個解説されているのでいつの間にか完成しているといった感じの内容です。
今後の主流?になる可能性があるサーバーレスアプリについて今から勉強しておくのはアリだと思います。
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