私は独学でPythonを勉強して5年ぐらい経つのですが、独学ゆえに色々な壁にぶち当たってきましたし、今でもぶち当たっています。
今回はそんな私が今まで出会った困難をまとめていきます。
本職の人からしたらしょうもないと思わるかもしれませんが、独学者はネットか本でしか知識を得ることができないので、結構基礎的な所も抜けがちなんですよ…
誰か助けて…
では紹介していきます。
目次
Pythonを使うまでに一苦労

初心者がPythonを使うまでにはいろんなハードルが待ち構えています。まずは体験談を交えてそれを紹介していきます。
Pythonのインストール方法がわからん
PythonはVBAやHTML、CSSと違い、使用するためにはPythonをインストールする必要があります。
ただ、初心者にはそれが難しい…
一応本とかネットにインストール方法とか腐るほど紹介されていますが、微妙に自分が見ている画面と違ったり、書いてある通りしてもうまくいかなかったりとインストールごときで結構躓きます。
で、結局アナコンダをいれればいいんだと落ち着いたんですが、そもそもアナコンダって何ってなって、アナコンダ入れたはいいものの、なんかいっぱいインストールされてよく分からん…
とは言えインストールは完了しましたと。
Pythonインストールしたけど何に書いていけばいいかわからん…
どこにコードを書いていけばいいか全然わからん。
使えるものが多すぎるから、Jupyterで書けばいいのか、スパイダーに書けばいいのか、はたまたVSコードで書けばいいのかさっぱり…
よく見るのはVSコードなので、とりあえずインストールしたけどこれもまた使い方がわからん…
アナコンダ経由でPythonをインストールしたせいで、VSコードでPython起動するとなんかエラー出るし…でも解説してる人みんなVSやし…どうしよって悩んだ結果、今はスパイダーを使うようにしています。
結局、何を使うかはそこまで問題じゃないんだと自分に言い聞かせるようにしています。でもVSコードは色々カスタマイズできるらしいので羨ましい…
pip install ~ができない
これもできるようになれば、悩むほどの事ではないのですが、よく本を読んでいると
「これはコマンドプロンプトでpip installを使ってインストールしてください」ってさらっと書かれているのですが、コマンドプロンプトで書いてある通り書いても、エラーが出てうまく動いてくれません。
ネットで探してもまずwindowsとmacで書き方が違うらしく、若干書いてあることが違うので、これも悩む原因ですね。
また、久しぶりにPythonを起動するとPython自体のバージョンが変わっていたり、pipのバージョンが変わっていたりと独学者に沢山のハードルが立ちふさがります。
今はアナコンダのプロンプトでpip installをするようにしています。
とこんな感じで、独学でPythonを勉強していると進むたびにわからないことが出てきます。
Pythonの本は1冊が高すぎる

今の時代ネットに色んな情報が転がっているからと言って、すべてネットで勉強するのってなかなか乗らないじゃないですか。
私は本で勉強したい、バリバリの昭和のおじさん見習いなのでPythonの入門書とか買うわけですよ。
でも一冊が嘘みたいに高い!
大体1冊2,000円からしてきやがりますからね。
私がYoutubeでよくオススメしているこの入門書↓
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こんなかわいい見た目で2000円オーバーなんですよ。
2000円って言ったら私の10日分の昼食代とほぼイコールですからね。どれだけ高いかわかると思います。
なので、私が普段やっている、少しでもPythonの本を安く手に入れる方法を紹介しておきます。
Kindle UnlimitedでPythonの本を探す
Amazonのサービスで月額980円支払うと色んな本が読み放題になります。もちろん対象にプログラミングの本を含まれておりその中にPythonの本をあります。
なのでPythonの勉強が軌道に乗るまではKindle Unlimitedでとりあえず入門書を読んでみて自分に合っているかどうか確認してから本格的に本を買っていくのが賢いと思います。
しかも初回登録の場合は30日間無料なので、タダで確認して合わなければやめればOKなんです。
Pythonの本をメルカリで探す
貧乏人の味方、メルカリでプログラミングの本を探すのも手です。ただ、プログラミングの本は値崩れしにくいのでそこまで安く購入することはできません。
でも定価の1~3割引きぐらいでは買う事が出来るので、とりあえず読めればいい人にとってはお得です。
あともう一つ強調しておきたいのが、プログラミングの本って当たりハズレと言うか、あうあわないがあるので、買ったはいいものの自分に合わない場合がよくあります。
そういった場合にもメルカリを使えば損失を最低限に抑えることができます。大体、メルカリ手数料の10%と送料の数百円、定価との差額、これぐらいで損失を抑えることができます。
Pythonのプログラムを渡すので苦労する

エンジニア同士だったらこんな悩みはあまり感じないかもしれません。
業務効率化のツールとしてPythonを使う場合、出来上がったPythonのプログラムを渡すという壁が立ちふさがります。
ExcelのVBAだとこんな悩み無いですよね。
一応PythonがインストールされていないパソコンでもPythonのプログラムを起動できるようにするモジュールがあるのですが、どれも微妙な物ばかりです…
代表的なのはPyinstallerですね。
コードも数文でPythonのコードを一つのパッケージにしてくれます。これを通してできたプログラムはPythonがインストールされていないパソコンでも起動することができます。
ただし、何も考慮しないと数文のコードでも数百メガとかになっちゃいます…
こんなの簡単に人に渡せないですよね。
こんなに容量が大きくなる原因は、Pythonにインストールされているモジュールを全部ひとまとめにするかららしいです。
だから、仮想環境で自分が必要なモジュールだけインポートして使うとそれなりに容量を減らすことができますが、numpyやPandassといった代表的なモジュールを使用している場合はそこまで容量を減らすことができません…
もう一つPythonをひとまとめにする方法があったそれはPy2exeです。
これも手軽にひとまとめにできるのですが、公式のサポートがとまっており、最新のPythonで使用するとエラーが出てうまく動かすことができません。
一応有志の方が最新のPythonでも使えるようにパッチを公開してくれていますが、あくまで非公式なので会社のパソコンにいれるのはなかなか…
なので結局Pythonで作ったプログラムをスッキリ渡す方法って言うのは、
今のところないのでちょっと困りもんですね。
Pythonを勉強していたぶち当たった壁まとめ
今回紹介した壁はたぶん、メンターとかプログラミングに詳しい人は知り合いにいたらすぐ解決する問題だったと思います。
ただ独学者の場合、そういった環境に恵まれないこともあると思うのでそういった場合は、ネットの情報をメチャクチャ探して問題を解決するしかありません。
で、意外と答えが多いのが海外のサイトだったりするので、英語アレルギーを発生させずに翻訳サイトとか駆使して読んでみるのもアリだと思います。