Pythonをインストールしていざコードを書き始めていくで!って意気込んだはいいものの、どこに書いていけばいいかわからない超初心者の人も多いはず…
私はそうでした。
ネットで検索するとVisualStudioを使ってる人が多いみたいだけど、なぜか自分の環境でVSを導入するとちょいちょいよくわからないエラーがでるのでずっと引っかかっていました。
あと、ネットで転がってる解説にはプロンプトにコードを書いてみたいな一文が多いですが、そもそもプロンプトってなに?コマンドプロンプトにネットのコードをそのまま書いても動かないしもうわけわからん!
極めつけは仮想環境を作ってそこでプロジェクトを管理しよう!みたいな説明が多いですが、そもそもどこにその説明のコードを書いて仮想環境を作ればいいかわからないし、できた仮想環境はどこに保存されているのかもわからん!
始めたての時は分からんづくしで辞めたくなりますよね。
ネットにはPythonのインストールの方法と実際のコードを書く解説は星のようにありますが、その間の設定部分はイマイチ見つからないですし、設定には正解が無いのでなかなかつかみどころが無いですよね。
今回は、AnacondaでPythonをインストールした初心者の人が仮想環境を作って、実際にコードを書けるところまで説明していきます。
私自身は独学でPythonを勉強しているので、この解説が適切かどうかわかりませんが、私みたいに悩んでる人はいると思うので参考にしてもらえればと思います。
目次
Pythonで仮想環境を作るならAnacondaで!
「Python 仮想環境」で検索するとvenvでの作成方法など、プロンプトにコードを書いて仮想環境を作る方法が沢山出てきますが、これだとちょっととっつきづらいですよね。
そこでオススメなのが、Anacondaで仮想環境を作成・管理する方法です。
Anaconda経由でPythonをインストールしている人も多いのでAnacondaの説明はいらないと思いますが、Anacondaとはまぁ、Pythonの諸々セットみたいなパッケージですね。
まぁ、このAnacondaが初心者にとってPythonの存在をわかりにくくしてる側面もあると思いますが、ちょっとずつ理解できると思います。
で、そこにですね、Anaconda Navaigatorなるものがあって、そこで仮想環境の作成、管理ができるんですね。
しかも、ここで作成した仮想環境を直接いじれるプロンプトもすぐに開くことができます。
ここで開いたプロンプトにネットで転がってるコードをコピペすればそれでもう色々いじくれてしまうわけです。
では実際にAnaconda Navigatorで仮想環境を作ってみましょう。
AnacondaでPythonの仮想環境を作る
- Anaconda Navigatorを起動して、左のEnviromentsを選択します。
- 次に画面下部にあるCreateマークを押下する
これだけでなんともう仮想環境が完成しました。
しかもAnacondaで仮想環境すると良い事が何点かあって…
- 今まで作って仮想環境を一覧で見ることができる
- インストール済みのパッケージをすぐに見ることができる
- 仮想環境のコピーや削除もボタン一つできる
- 仮想環境が保存されているディレクトリがすぐにわかる
- プロンプトにすぐアクセスできる
まぁ、プログラミングプロからしたら上の5つの何がいいかわからないと思いますが、初心者には結構お助けポイントだと思います。
この中でも④と⑤が初心者の躓きポイントだと思うので、少し解説しておきます。
仮想環境は作成したらそれで終わりではなくてそこに色々インストールしたり、ファイルを作っていく必要があります。その際、初心者の人は自分が作った仮想環境を見失う事がよくあると思います。
そんな時でもAnaconda Navigatorであれば、一瞬で仮想環境の場所を見ることができます。
作成した仮想環境にカーソルを合わせると仮想環境の場所、ディレクトリがすぐに表示されます。ここに作成された仮想環境があるので、この後Spyderを使って実際にコードを書いていく際もこのフォルダを指定してあげるとプロジェクトを管理しやすくなります。

次に⑤のプロンプトにすぐアクセスできるですが、プロの人からしたら何を言っているかわからないかもしれません。ただ、私が初心者の時はネットに転がっているコードをまずどこに書くのすらわかっておらず、苦労した記憶があります。そもそも、仮想環境を作るコードもどこに書くのかわからなかったので、Anaconda Navigatorを使って作るようになりました。
そのプロンプトへのアクセス方法ですが、これも簡単で仮想環境を選択した状態で再生ボタンみたいなやつをクリックするだけでアクセスできます。

これを押すだけでネットに転がってるプロンプト用のコードを思う存分書くことができちゃいます!

Anaconda Navigatorを使えば、たったこれだけの工程で、仮想環境の作成、諸々の管理、仮想環境の場所の把握、プロンプトへのアクセスが可能になります。
では、ここからは実際のコードを書くまでの準備について説明していきます。
王道はVisualStudioっぽいけど、面倒くさい人はSpyderでもいいと思う
ブログとかYoutubeのPython解説を見るとみなさんVisualStudioを使われています。私もVisualStudioを使いたいのですが、なぜかいつもうまく動かないんですよね。
再インストールしてもうまくいかず…
過去にインストールしたAnacondaが悪さしているのか、別の言語でVisual Studioを使っていた設定が残ってしまっているのかわかりませんが、あきらめてしまいました。
なので、私はAnacondaに含まれているSpyderというよくわからないものを使っています。
その初期設定っぽい事というか、先ほど作った仮想環境の指定を設定していきます。
Spyderを起動して上の方に表示されているプロジェクトを押して、NewProjectsという項目があるのでそれを選択します。

出てきたウィンドウに場所を指定できる項目があるので、先ほどAnaconda Navigatorで確認した仮想環境の場所を指定してあげます。

そうすると、仮想環境内のフォルダがSpyderの左に表示されるようになります。

仮想環境内に新たにファイルを作成した際はすぐに左に表示されているツリーにも反映され、また仮想環境内に新しくファイルやフォルダを作成する際も左のツリーからアクセスすることですぐに作成することが可能になっています。
準備は整った!あとはコードを書いていくだけだ
今回解説した事って、当たり前のことすぎて初心者以外の人には意味がよく分からなかったと思います。
ただ、初心者の人には届いたはず!というか私がPythonを始めた時はこういう解説が無くてというか見つけられなくて苦労した記憶があります。
プログラミングは色んな所に挫折ポイントがありますがちょっとずつ一緒に進んでいきましょう。私も日々躓いたところは発信していくようにします!
以上、ありがとうございました。