「AIとか機械学習に興味が出てきたからちょっとかじってみるか!」
・・・
「え、数学必要なんか…なんかいい入門書ないかな…」
アマゾンポチー

「メチャクチャ入門書出てくるからどれがいいかわからない…」
あなた今こんな状況じゃないですか。私も世間がAIで盛り上がり始めた時に独学でAIをやってやろうと決めて毎日、仕事の昼休みに本屋に通いました。
AIにはプログラミングの知識と数学の知識、AIの知識が必要になりますが数学に対して異常に苦手意識持っている人って多くないですか。私もそうでした。

だから声を大にして言いたいのが、入門書選びは慎重にです。
何でかって言うと、わかりずらい入門書を選んでしまうと、「やっぱり、あたしにはAIなんて無理なんや…マジツライ」ってなっちゃうからです。
そこで、数学の入門書を何冊も買って、当たりはずれを沢山引いた私が珠玉の1冊をご紹介します。
この1冊でわからなければ、高校時代の教科書を引っ張り出してくるしかないですね。
それでは早速紹介していきます。
目次
数学初心者の前提

こういう入門解説って、初心者によりそっているふりしてるけど、実は全然入門じゃないって解説が多すぎんねん。
だから、まず私のご紹介しておきます。
私は高校2年の時に国・英・社で私大受験をするって早々に決めたせいで、その時から数学の勉強は全くしていません。
だから、数学は全くできません。足し算、引き算、掛け算、割算が限界です。
就活の筆記試験の時も数学(算数)ができないせいで落とされることもしばしばありました。
そんな私でもこれから紹介する本は理解して読むことができました。
なので安心してください。
今まで読んだ数学の本の一部をご紹介しておきます。この他にも数冊あったのですが、私の頭では理解できなかったのですぐにメルカリで売りました。

数学初心者にオススメの数学本(AI・機械学習用)
その本はずばり『やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん』
(2023/12/05 16:50:15時点 Amazon調べ-詳細)
AI・機械学習に焦点を当てた数学知識

数学の入門書ってそれこそ本屋に行けば山ほどありますけど、どの入門書も情報が多すぎるねん。
反面この本はタイトルにもあるように機械学習(AI)に必要な数学知識のみ網羅されているので、無駄な数学の勉強をせず、最短で学ぶことができます。
数学の勉強が全部機械学習につながるわけではないということに気をつけてください。
私も最初AI用に数学の勉強をしようと思った時、中学・高校の教科書を引っ張り出してこようかなと思いましたが、よくよく調べてみるとAI用の数学ってかなり範囲が限られてるらしいという事を知ったので、それようの参考書を探すようにしました。
そういう機械学習用の数学入門書とこの本との決定的な違いは「会話形式」
会話形式で初心者の疑問をフォロー

この本はアヤノちゃんとミオちゃんの会話形式で進められていきます。
アヤノちゃんがおバカちゃん(数学初心者)でミオが解説です。
アヤノちゃんが初心者がつまづきそうな疑問を代弁してくれるので、挫折することなく読み進める事が出来ます。
数学の入門書って、「Aがこうなって、Bになるよな」って当たり前のように言うけど、「こうなって」の部分がわからんねん!
そこをきめ細かく解説してくれよ!なんですぐ省略すんねん!そこがわからんからつまづくねん!なんで数学の偉い人はそんなこともわからんねん!
そういったこともこの本ではありません。アヤノちゃんがバカのふりして読者のかわりに質問をしてくれます。
だから途中で「全然イミフやっぱやめよ」なんてならないで。
最後に機械学習の実装解説(ただしおまけレベル)

本の終盤には今まで勉強した数学の知識を総動員して、Pythonで機械学習を実装する式(コード)が解説されています。
今まで得た知識がどのように機械学習に活かされるのかを体験することができるので、本書を復習する際の理解を助けてくれます。
ただし、本書はあくまで数学の解説書であるため、当たり前ですがPythonのいろは解説はほとんどありません。
Python知ってる前提で話が進んでいきます。
なので、Pythonのことを全く知らない人はこの実装編は一度読み飛ばして、別にPythonの入門書を読んでから戻ってくるのが吉です。
巻末に数学の基礎がまとめられている

数学の知識って、一回忘れると参考書引っ張り出して一から探す羽目になりがちです。
本書には巻末付録として機械学習に必要な数学知識の概略がまとめられています。
なので、軽く復習したい時に付録をさらっと読めば記憶を整理することができます。
入門書を一冊読み切れれば他の本も読める⇒加速
最初にも言いましたが入門書選びはメチャクチャ大事です。
私はAIやプログラミングに興味をもち始めた時、売れているという理由だけでオライリーの「ゼロから作るディープラーニング」(魚が表紙のやつ)を買って、全くイミフだったため、独学勉強を半年放置することになりました。
入門書は知識の量よりモチベーションを維持できる内容かどうかという点に絞って選んだ方がよいですよ。