独学で一人でマクロVBAを作っていると基本コードの内容を誰かに相談する事ってできないんですね。周りに作れる人がいないんで。
そうなると、メチャクチャ焦る事ってよくあるんですね。まじで、脂汗ダラダラの頭の奥がじわっと熱くなるような焦ることが。
というわけで、今回は独学でマクロVBAを作っていてメチャクチャ焦ったことを紹介していきます。
あなたはこんな失敗をしないように注意してください。
では、発表していきます。
目次
ファイル配布後に致命的なミスが見つかった時
紙からExcelに切り替えてそれに伴いマクロ入りのファイルを100人前後に配布したことがあります。
で、移行して数日後にとある人から資料が正しく作成できないと連絡をもらい、コードを確認していくと…
コードが一文間違っていたんですね…
これを見つけた時は思わず、頭が真っ白になってしまいとりあえずトイレに駆け込みました。私、仕事でミスしたり焦ったりすることがあると一回トイレに行く癖があるんですね。
ある種の現実逃避です。
で、エラーが見つかったんですが、すでに配布後なので続々とその新ファイルを使っての資料が提出されてきてたんですね。もう、大混乱ですね。まずは、上司に報告してからファイルを使用している人に間違いがあったことを連絡しました。
そこからマクロVBAを作り直しの作業が発生するわけですが、他にも間違いが残っているんじゃないかみたいな疑心暗鬼に陥り、作成と確認にメチャクチャ時間がかかりました。
こういう時、チームだったらチェックとかしてもらえるのになぁとか思いながら泣きながら作りなおしました。
で、新しいファイルができたんですけど、なにせ配ってる相手が全国に散らばっている100人前後なので、メールで訂正版を送っても、ちゃんと訂正版に差し替えて以後の作成をしてくれたのは8割ぐらいで残りの2割は依然、バグのあるファイルを使い続けたまま。
こちらが100%悪いので、一人ひとり電話で事情を説明してファイルを差し替えてもらいました。
この対応をしている間も自分の仕事を溜まっていってたので、この時期は本当に辛かったですね。
この時はまだマクロVBAを作れるようになって日が浅かったのでこんな初歩的なミスをしてしまいました。
この失敗のせいでやっぱり前の方がよかったじゃんっていう奴を勢いづかせてしまったのがとても悔しかったのをおぼえています。
自分のマクロのせいで迷惑をかけた時
今度はコード自体にエラーは無かったんですが、使い方に問題があった話ですね。
マクロVBAを使ったOutlookのメールを一気に送るファイルをとある子に渡したんですね。もちろん当たり前ですが、メールを使うということは相手がある話なので、使い方を十分説明しました。
一気に送るのは怖いから、まずは下書き作成モードで使って、問題なさそうなら一気に送るモードで使ってねと説明しました。
まぁ、ある程度予想はしていましたが、この子が使い方を誤って、途中段階でメールを大量に送信しちゃったんですね。
こちらとしては使い方間違った方が悪いじゃんと言いたい気持ちはありましたが、そこまで万全ではないものを渡してしまったという負い目もあったので、一緒に後の対応をすることになりました。
この事件の教訓としては、自分はちゃんとできるから周りもちゃんとしてくれるなんて思っちゃいけないってことですね。
だって、普通に考えてメールを送るファイルなんて一番注意深く触るじゃないですか。常識的に考えて。
それをこの子は適当に何も考えずにポチポチしたんでしょう。
こういう事件が積もり積もって私の持論、他人にマクロを作るなっていう考えが醸成されていくんですね…
あと、ちょっと話はそれますが、資料作成のマクロを作ってとある人に渡したんですね。で、それを元に資料を作成して、提出したらしいんですが内容に誤りがあったとのことでクレームが来ました。結構な熱量でクレームを入れてきやがりました。
申し訳ない気持ちで間違いの原因を探すとマクロには間違いは無く、単純にこいつの入力データが間違っていたという落ちですね。
それを報告しに行くと、でもマクロがゴニョゴニョとゴチャゴチャ言っていたので、少し大きめの声でもう一回間違いの原因を説明した上で無言でそいつの横に立ち続けました。
そうすると小声ですいません的な事を言っていましたが、たぶんこいつは逆恨みしていたでしょう。
自分が悪かったらすぐに謝るというのは社会人として大事なスキルだと個人的に思います。
どうしてもバグが見つからないとき
何もしていないのに動かなくなったというあるあるの問い合わせがあったので、調べた所、確かに意図した動きをしていませんでした。
ただ、調べても調べても原因がわからないんですね。
こちとら、自分の仕事もあるのでこのバグ調査にばっかり付き合ってられないのですが、どうしても気になる…
ちょっとづつ確認を進めていましたが、なかなか原因がわからない。
そして、使用している人から来る催促…
ネットで調べても似たような事例は無い…
最終的にはコードをパーツごとに分けて一つ一つ動かしていき、どこに原因があるのか探す羽目に…
そんなこんなで原因を見つけることができましたが、自分の業務をやりながらバグを探すのは結構焦りますね。そっちが気になって自分の仕事に集中できません。なんなら寝ている時もバグ探す夢を見てましたからね。
しかも、自分が1~10まで作ったコードならまだ見つけやすいと思いますが、他人が作ったマクロを加工した場合のバグ探しはマジで精神が削られます。
この経験から、自分がマクロを作る時は可能な限りわかりやすいコードを書くことを心がけると同時に、適宜コメントを残そうと思いました。
VBAだけでは作れないものを受け付けちゃったとき
マクロVBAを作れるようになったときはとにかく自分はマクロ作れます!っていうのをアピールしたかったんですね。
なので、他人からこういうもの作れないみたいな依頼をされると、特に深く検証もせずに行けますお任せください!って返事をしていたんですね。
で、実際に作り出してみるとどう考えてもVBAだけでは作ることができない依頼だったんですね。
しかも依頼者は私がOKしたので、それを盛り込む前提で他の話を進めちゃってて、引くに引けない状況に…
どうあがいても、VBAだけでは完成できない、あと自分ひとりの力じゃどうしようもないと万策尽きたので、依頼者に謝罪することに。
この依頼者は理解のある方だったのでそこまでどやされることはありませんでしたが、本当に申し訳なくてこの人経由で来る他の依頼は全力で対応するようになりました。
この失敗の教訓としては、やっぱり依頼を受ける際は軽く返事をするのではなく、自分でちゃんと作れるか検証をしてから返事することをおススメします。
私みたいにならないために。