10年以上前に私が社会に出た頃って、事務作業で使うツールなんて、Offilceのセットぐらいでした。Excel、Word、PowerPoint、Outlookとかですね。
ただ、ここ最近ものすごい勢いで仕事で使うツールって増えていってるじゃないですか。
Googleのもろもろのサービス、スプレッドシートとかフォームとかあとはKintoneとか…
必要性に応じていろんなツールを使っていって、Excelの比重っていうのが自分の中で下がっていってたんですね。
やっぱ、新しいツールの方が最先端行ってる感じがするし、偉いみたいな風に勘違いしてたんですね。
で、同期と話す時も、え!?まだエクセルなんて使ってん?スプレッドシートとかBIツールとか使わないのみたいなことを言って、エクセルユーザーをバカにしていました。
ただ、私の中でのエクセル比重はどんどん下がっていってたのですが、なかなかエクセルの存在が視界から消えなかったんですね。
当時の私はなんならエクセルで作れるものもわざわざ別のツールを使って作成して、わざと共有しにくくしているまでありました。
もうちょっとした大人げない意地みたいなものですね。
で、ある日久しぶりにがっつりエクセルを触る仕事があったんですが、使い方とかほとんど忘れちゃってたんですね。
ただ、どんどん使い方を思いだすにつ入れて、そうそう、これこれ、…あれ、これ使いやすい!ってなったんですね。
何と言うか元カノと縁を戻した時のような感じですね。そうそうこの安心感だよ!ちょっと気に食わない所、遅い所があってもそれ込みでエクセルちゃんの魅力なんだよ!と気づきました。
やっぱり長年支持されているだけの器がエクセルにはありました。いろんなツールを触ってみて初めて気づけることでした。
もちろん、新しいツールには新しいツールがありますので、どれかに肩入れするというかは全部をまんべんなく使うのが賢いツールとの付き合い方だなと思いました。
今、現在進行形でエクセルをバカにしている人は私と同じことになると思うので早くエクセルにごめんなさいして仲直りしてください。