昨今のAIブームに乗っかり、独学でAI・プログラミングを勉強している人は多いと思います。
私もそんな1人です。
とりあえず、表紙に魚が載っているオライリーの本を買ってみたり、PYTHONをインストールして、ワインの成分を分析したり…
そんなある日、いつも昼休みに行っているブックファースト新宿店でこの本を見つけてしまいました。

と悪態をつきつつも、早速購入。
今回は『独学プログラマーのためのAIアプリ開発がわかる本』の感想をまとめていきます。
結論を先に言うと、独学プログラマーは絶対に本書を買うべきです。
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独学プログラマー特有の”点”の知識を”面”にしてくれる

最初に言っておきますが、この『独学プログラマーのためのAIアプリ開発がわかる本』は各項目について深く説明はされておりません。
目次は以下の通りです。
- 独学でも10万ユーザーのAIアプリが作れる
- AIアプリ「文字起こし君」とは
- 文字起こし君に使われている技術を知ろう
- JavaScriptを学ぼう
- HTTPについて学ぼう
- 事前準備をしよう
- コードを書いてみよう
- もっとディープなプログラミングの世界へ
JavaScriptの項目なんて、専門の参考書のchapter1で解説されているレベルの内容しかありません。
しかし!本書の重点はそこにあらず。
本書の重点は
アプリ開発から実際に公開するまでの一連の流れを穴無く、解説してくれているところです。
独学プログラマーは主に書籍やWEBで勉強をしている人が多いと思いますが、その方法だと、どうしてもそれぞれの知識が独立した”点”となってしまいがちです。
例えばPYTHONを勉強している人が「WEBアプリを作って公開したい」と思ったら、また1からJavaScriptや公開までの手順を勉強しなければいけません。
本書はそういった”点”になりがちな独学プログラマーの知識に横串を通す内容となっております。
私は本書を読むまでは、「独学でプログラミングの勉強なんて限界がある」「アプリの公開なんて夢物語」と半ばあきらめておりました。
しかし、『独学プログラマーのためのAIアプリ開発がわかる本』を読み終えた後、もやもやしていた視界がひらけた感じがしました。独学でWEBアプリを開発、公開するまでの道筋が見えたので、あとはひたすら手を動かすだけと思えるようになり、雑念が取り払われました。
私と同じような悩みを持っている独学プログラマーは多いと思います。
なので、今後のプログラミング勉強に悩みや不安がある人は是非本書を読んでみて下さい。
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こんな人にはオススメしない

ぴかぴかのプログラミング1年生にはオススメしません。
なぜなら、上でも少し話しましたが、『独学プログラマーのためのAIアプリ開発がわかる本』は様々な知識をギュッと凝縮しているため、広範囲の情報が網羅されています。
ある程度の予備知識がないと、その内容に面食らってしまい「やっぱりプログラミングなんて無理…ツライ」となりかねないのです。
なので、プログラミングやアプリ周りについて、薄くでも勉強をしてから本書を読むことをオススメします。
コードを読むことに抵抗が無くなれば、本書を読んでも大丈夫だと思います。
まとめ
プログラミングの本は1冊が高いので、購入時、毎回ドキドキしています。
結果的に『独学プログラマーのためのAIアプリ開発がわかる本』は買って正解でした。
ページ数も多くなく、通勤時の電車の中で2日で読み終わりました。
今後、アプリを公開する際は、本書を横に置きながら進めようと思います。