プログラミング

『入門 AIと金融の未来』を一般サラリーマンが読んだ感想

昨今のAIブーム

日経新聞もニュースも暇さえあれば”AI”

そんなブームに乗せられて上司が「うちの部署でもAI導入できないのか」と簡単に言ってくる。

そんなAIブームに辟易としつつ、何かインプットしなきゃと思いこの本と出会った。

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AIのいろは本は世の中に溢れているが、この本を読もうと思ったキッカケは下記

  • 銀行が嫌いなのでAIに仕事を奪われてざまぁと思いたかった
    平日は3時までしかやっていない
    土日祝はやっていない
    1-2時間は平気で待たされる
    紙・ハンコ至上主義
  • 高給取りの保険業界のやつらがAIに仕事を奪われてざまぁと思いたかった
    兄二人が生保と損保の社員で、引くぐらい給料が高いので痛い目にあって欲しい
  • 単純にAIと金融のことを知りたかった

本書概要

読了時間:片道30分の電車通勤で3日
メルカリ相場:740円
オススメ度:
平易な文章で書かれているため、金融やAIの知識がなくてもスラスラ読める。
AIについてもわかりやすく解説されており、その他にもフィンテック・ブロックチェーン・仮想通貨など新聞を賑わせているワードについても網羅されており、ふわっとした知識を整理することができた。

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銀行員は確実にAIに仕事を奪われる

AIが発達していけば、銀行の窓口やコールセンターもすべて対応することが可能になる。

こんなことが夢物語ではないところまで来ていることを実感できた。

また、メガバンクを中心とした銀行は昨今の収益悪化に伴い、リストラ(業務効率化w)を宣言しており、このこともAIの導入に拍車をかけそう。

アメリカではフィンテックを利用し銀行業を行う「ネオバンク」が既に登場している。
日本でも2017年5月に改正された銀行法により残高照会・振込といったサービスを公開(オープンAPI)することが義務づけられたため、ネオバンク登場の舞台は整いつつある。

ざまぁ

地殻変動が起きている保険業界

今までの保険はある程度のチャートがあるにしても、加入者の保険料はほぼ一律だった。
しかし、AIの発達により「テレマティクス保険」という保険が登場。

テレマティクス保険とは

個々人の詳細な情報(ビックデータ)をAIに分析させることにより、その人の適切な保険料を算出する保険のことである。

例えば、車によく乗る人は保険料が高く、そうでない人は保険料が安くなるといった感じである。生命保険でも血液検査の結果を元に保険料が算出することが可能になるのである。

この他にもAIの力を借りることによって可能になった保険が多数登場しており、今まで参入障壁が高く競争原理が働いていなかった保険業界に激震を走らせている。

AIの燃料はデータ

本書を読んでいて興味深かったのはAIはデータがなければなにもできないということ。
どういうことかというと、銀行業の効率化や新しい保険の登場には個人や企業の膨大なデータが必要なのである。

そういった目線で世界を見渡すと、やはり中国とアマゾンは強い。

中国は共産党1党独裁のため、個人情報や企業の情報は手に取るようにわかる。

アマゾンも顧客の膨大な売買データや支払い履歴を持っている。

そういった国や企業の情報収集を阻むために、EUはGDPRを作ったんだと理解することができた。

まとめ

本書を読んで、今後10年以内に金融業界で起こる激変を事前に知ることができた。

また、AIの影響は金融業界にとどまらず、流通や小売りにも波及していんだろうなという身構えをすることができた。

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