周りを見渡すと残業100時間を超えている人がたくさん…
だから残業80時間の私はまだまだ大丈夫。
残業80時間がどれだけ普通じゃないか体験談を交えてご紹介します。この記事を読んで目を覚ましてください!
目次
残業80時間の1日

残業80時間って1日約4時間の残業をすることになります。
例えば18時が定時の場合、22時まで仕事をすることになります。
全然余裕じゃないのです。
22時に仕事が終わっても通勤が1時間だとしたら、家に着くのが23時。
ご飯を食べて、お風呂に入ったら24時。
あら、もう寝る時間じゃないですか。おやすみなさい。
というわけで、就寝。6時間ほど睡眠をとってまた朝を迎えます。
要するに、残業を80時間していると、仕事をしているか寝ているかの2択の生活になります。
自分の時間が全く無いのです。
また、残業80時間の恐ろしいのはそれだけではありません。
残業が80時間を超えると無意識に気力が無くなっていく

一番恐ろしいポイントは”無意識に”気力が無くなっていくことです。言葉にするのが難しいのですが、気力が無くなっていることにすら気づかないのです。
具体的には家で何もしなく(できなく)なります。
あんなに好きだったゲームも。映画も。漫画も。アニメも。スポーツも。
すべての事に興味が無くなっていき、何もしなく(できなく)なります。
要するに廃人の一歩手前という事です。
もちろん、そんな環境から脱出するために転職活動
私は今まで0時間から160時間までの残業時間を経験してきましたが、80時間の残業がいろんな分岐点になっていると思います。
徐々に疲労が蓄積していく(正直きつい)

残業80時間は23時頃までには家に帰れるので一見、最低限の健康的な生活が可能かと思われるかもしれません。
しかし、それは大きな間違いです。
確かに、残業100時間を超えている時のような極度の疲労はありません。でも、徐々に疲労が蓄積していくのです。
私は残業80時間が続いた時、以下の症状がよく出ておりました。
- 定期的な嘔吐
- 季節に関係なく風邪をひく
- 視界のカスミ
当時、これらの症状がでても、何が原因かわかりませんでしたが、今振り返ってみると確実に残業による疲労蓄積からくる免疫の低下だったと考えられます。
残業80時間が過労死のラインとして設定されているのも納得です。
過労死防止啓発パンフレット:厚生労働省
残業からの脱出方法

脱出方法は2つしかありません。
- 転職
- 業務効率化
よくあるブログだと、転職を薦めているところが多いですよね。
しかし、私も残業地獄を経験したことがあるのでわかりますが、残業で疲れすぎて転職する気力なんて全く起きない!外にすら出る気が起きない!
とてもじゃないですが、転職なんて無理…
その気持ちは痛いほどわかります。
では、どうすればいいのか。
残業時間を減らす業務効率化をするのです。
気力が低下しているあなたにとって、業務効率化も難しい課題に感じるかもしれません。しかし、現状を改善するためにはそれしか手段が無いのです。
気力が低下していてもできる業務効率化
業務効率化と言っても大袈裟なことは想像しないでください。現状を少しづつ変えていくのがポイントです。
あと、最初からがっつり進めるのはオススメしません。続きませんから。
なので、一日30分だけ業務効率化のための時間を取るようにしましょう。
とっかかりとしては、以下のような作業をオススメします。
- フォルダの整理
- メールの整理
- エクセル資料のフォーマットを綺麗にする
- デスク周りの清掃
たったこれだけと思われるかもしれませんが、↑の整理をするだけでかなり作業時間は短縮されます。
騙されたと思って、まずはデスク周りの整理から始めてみて下さい。
残業に苦しみながら下を向いて生きていくか、少しでも状況を改善して残業を減らすかはあなた次第です。残念ながら会社は冷たいので誰も助けてくれません。
まずは気負わずに1日30分だけ業務効率に時間を割くようにしてみて下さい。
まとめ
上でも少し書きましたが、残業80時間はいろんな分岐点になっております。最悪は過労死というルートもあります。
現状から脱出するためには、少しづつ一歩一歩でいいので業務を効率化していってください。
他の記事で業務効率化の方法をご紹介しておりますので、そちらも参考にしてください。